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KATOのUNITRACKで両渡りを構成すると長さが1mも必要となります。運転会などでは、終端駅や分岐駅で両渡りが必要となることがあります。そこで、t5の木版にアトラスの#83の線路を貼り付けた、長さが492mm(直線2本分)のコンパクトなダブルクロスを作ってみました。
まずは複線間隔が60mmになるようにポイントとクロスを切断します。それぞれにフログぎりぎりのところでした。
接続部はUNITRACKの接続部を切り出して(MTCC方式です)使用します。合計で4個必要となります。
そして片側の線路を貼り付けます。
次に反対側の線路も貼り付けます。
端部はこんな感じです。
ジョイナの入る余地が無いので、クロス部分にはジャンパ線(燐青銅線)で電気的接続をします。
DCC運転しか考えていないので、複線それぞれの線路をジャンパ線で結び完成です。
欧州型にKDカプラーを付けた時に、手軽にアンカプリングできるようなツールを考えてみました。
左の写真のものがRix社オリジナルのアンカプリングツールです。アメリカ型などの実物もナックルタイプの連結器の模型は、このツールで十分実用になります。しかし、欧州型のようにピンリンク式の連結器では、車端のバッファが邪魔をして、ツールを連結面に挿入することが不可能でした。車両限界の外から使用可能な、間口の大きなものが必要となります。
そこで試作してみたのが左のものです。作り方は簡単。12×t2のアルミ帯材を適当な長さに切りU字型に曲げ、それぞれの先端に磁力線が対消滅しないように磁石を取り付けるだけです。結果は磁束密度が少々不足のようで、もう少し強力なマグネットを探さねばならないようです。
ところが何を思ったのか、よくある汎用的なループカプラーで試してみると、気持ちの良いほどの切れ。抜群の切れ!!なんです。もうあなたは車両を持ち上げたり、下からドライバーでそっと持ち上げること等からさよならです。ループカプラのアンカップリングはこれで決まりです! 使い方は簡単。切りたい所に上からそっと差し込むだけ。「カチャッ」と言ういかにも「外れた」音がしたら車両を移動させる、これだけです。失敗は成功の素?とりあえずはループカプラのアンカプリングツールができました。